日本人留学生「TERUKI」のA&J体験記 Part2

日本人留学生「TERUKI」のA&J体験記2

3週間A&Jで過ごして様々な感情の変化が起きました。まず海外旅行気分で全てが楽しかった初週と比べて、2週目からコミュニケーションが取り辛いと感じました。出会う人全てに同じように自己紹介をして、自分の話せる内容を出し尽くした後何を話せば良いかわからない状態に陥りました。当時は話したいけど、何を話せば良いかわからないことから話せない・話したくないとも思うようになりました。ですが留学に来ているにも関わらず話したくないというのは意味がないので、どうにかやるしかないということから気持ちを意識的に切り替えるようにしました。
私の場合モチベーションを保つ方法として、姪と甥がおり、4歳の姪が円滑にコミュニケーションを取ることができるようになり、また1歳の甥は言葉を理解し始めパパ・ママとようやく話すようになりました。子供達は勉強していないとはいえ、言葉を理解し話せるようになるには年単位で時間が必要です。いわば私は英語の赤ちゃん2週間目でいきなり話せるようになるはずがない。むしろ自分の方が早いのでは?と自分を褒めるようにしています。そこから「じっくり学んでいこう・少しずつ会話を続けられるようになろう」と意識を変えました。
具体的な対策としては、質問文を少しずつ覚えて友達や先生に聞くようにしました。フィリピンに来るまでに簡単な自己紹介ができるようにしておきましたが、相手のことを聞くことが出来ずに会話が終了してしまうことが多かったように感じたからです。いきなり会話が続くようになったかと言われるとそうではありませんが、効果はあったように感じます。
日本を出たからには、自ら行動しなければ何も得られないし進めないとつくづく思います。悩んだり落ち込んだりすることがあればたまには休んでも良いと思います。そんな時には距離が近くアットホームな学校、先生、周りの友達が助けてくれます。初週は土日でさえ勉強しなきゃと思っていましたが、周りの外国人の友達は勉強もしつつ、会話を通して楽しみながら学んでいるように感じます。程よく楽しみながら時間をかけて学んでいける環境だと思うので私はA&Jに来てよかったです。
私は3人部屋を選択していますが、3週間で3人と同じ部屋で過ごし、2人は既に卒業していますが短い間でも濃密な時間を過ごすことができました。他国の文化や考え方の違いが面白く日々飽きることなく、楽しく充実しています。初めは共同生活に不安を感じていましたが、今では共同生活していなければ孤独を感じて、落ち込んだ時に逆にどうなっていたのだろうと思います。もし共同生活をして見たいけど、不安という方がいれば是非共同生活してみて欲しいと思います。アイマスクやイヤホンなど周りの生活音を遮断するなどの工夫は必要だと思いますが、それぞれ良い意味で自分を大切にされているので、各々好きなようにして過ごしています。そこまで神経質になりすぎない方が生活をしやすいと思うのでぜひチャレンジしてみてほしいです。ただ、別れは少しというよりもかなり寂しいのでそこだけは辛い部分があります。ですが、世界中に友達がいて旅行中に友達と会えると考えたらとても楽しいと思うのでそれも含めて良い経験だと思います。もし迷われてるなら是非。