ワーキングホリデイコース 卒業前テスト

ワーキングホリデーコース受講の生徒は最終週にアセスメントテスト(評価テスト)があります。内容は、プレゼンテーション、OJT(カフェでの職業訓練)のロールプレイ、IELTS SPEAKING Part2、ジョブインタビューです。半日かけて行われるこのテストに向けて生徒は授業やOJTでノウハウを勉強します。実際ワーキングホリデーを予定している方にとって、このテストに向けての取り組みはとても役立つと好評なコースです。

①プレゼンテーション

プレゼンテーションの内容は自由に選ぶことができます。25分〜30分の制限時間内で、資料をスクリーンに映してプレゼンテーションを行います。英語だけではなく、服装、態度、声、資料のクオリティー、理論的に説明できているかなど、16項目を3人の先生に評価されます。また、プレゼンテーション後には先生やオーディエンスからの質疑応答があり臨機応変に答えなければなりません。この準備と本番を通して行われる、資料作り、プレゼンテーション、多くの人前で話すという経験は将来色んな場面で活かすことができます。

②ロールプレイ

実際にOJTを行ったカフェのメニューを使い、ヘッドティーチャーがお客様になりきりロールプレイテストが行われます。「おすすめは何ですか?」「この料理に合うワインはどれですか?」など一般的な質問から、突発的なクレームや理不尽なお客様の要望をどう対応できるか、言葉遣いや服装、接客マナーなどホスピタリティも含め5段階5項目にて評価されます。試験時間は約15分です。

 

③IELTS SPEAKING TEST part2

IELTSのスピーキング部門に沿ったトピックを与えられ、1分の準備時間と2分の回答時間が与えられ、実際の評価基準(18段階)に沿ったバンドスコアによって評価されます。IELTSは大学進学や就職にも役立つ国際的な資格なので、将来IELTSを受ける際にこの訓練を活かすことができます。

 

④ジョブインタビュー

アセスメントテストの前にレジュメ(履歴書)とカバーレター(添え状)を先生に提出します。留学先の国に沿ったフォーマットでレジュメを作成するので、そのままワーキングホリデーで仕事を探す際に使用できます。ジョブインタビューでは先生が面接官になり、履歴書を元に質疑応答や自己アピールを行います。

 

今回、オーストリアでのワーキングホリデーを目指すTERUKIさんは練習を重ね、アセスメントテストで高い評価を得ることができました。プレゼンテーションでは日本の温泉をテーマに発表して頂きました。海外の人にとって身近なものではないため、とても良いプレゼンとなり、オーディエンスは興味深く聞き入っていました。日本人にとっても知らない情報がたくさんあり、改めて温泉の良さに気付かされました。

 

ワーキングホリデーコースは、ワーキングホリデーに行く前の準備がしっかりできる当校でとても人気のコースです。履歴書やインタビュー、OJTなど事前準備することで自信が生まれ、現地でスムーズな仕事探し、就労に結びつけることができます。時間やコストの短縮にも繋がるので、ワーキングホリデーの予定がある方には是非、このコースの受講をおすすめします。