【フィリピンでSIMロック解除?】ファクトリーアンロックをしたら○○になった!

SIMロック解除 ファクトリーアンロックを試してみた

本記事は2018年10月11日追記しました。

こんにちは!A&JアシスタントマネージャーのNaruです。この時期は学校が夏休みということで各国から多くの高校生や大学生が留学されており、A&Jもなんだか若々しいエネルギーに満ち溢れています。10歳程も若い子たちから「Naru〜Naru〜!」と呼ばれてなんだかおばちゃん嬉しいです~(笑)

そんな海外生活でも欠かせないのがスマホ!留学中も日本にいる家族や友達へ連絡を取ったり、SNSを更新したりと必ず活躍します。そこで今回は海外でお得にスマホを使用する方法とSIMフリースマホを持っていない方に向けて、ファクトリーアンロックについての検証してみたいと思います!

海外での携帯電話事情

海外のSIM事情

海外で携帯電話を使用する場合、主に4つの方法があります。

①日本の携帯会社から国際ローミングをする

渡航前に日本のキャリアと契約して、1日ごとやパケット量に応じて、自分の携帯電話の通信を可能にするのもので、プランや渡航先によって違い1日1,000円〜3,000円程で利用できます。日本で契約できる利点がありますが、コストが割高です。

②空港でプリペイドケータイまたはポケットWi-Fiを借りる

空港で海外ローミング対応の携帯電話を借りることができます。またポケットWi-Fiにて自分のスマホで通信する場合、1日300円〜1,000円程で使用できます。Wi-Fiを利用するので、SNSやインターネットの利用のみで電話番号は使えませんが、旅行仲間とシェアすることができます。

③SIMフリースマホで現地のプリペイドSIMを利用する

現地SIMとプリペイドカードを購入して、現地キャリアを利用することができます。カード購入や設定が現地語なので、語学ができないと少し手間取ります。ちなみに、A&Jではプリペイドチャージ方法を日本人マネージャーがお手伝いしますので心配いりません!3、4日以上の滞在ならこの方法がもっともコスパが良いです。

関連記事:【簡単たった5ステップ】フィリピンのSIMをスマホで使うための設定方法

④SIMフリースマホを現地購入する

いっそのことスマホを現地で購入してしまうのも一つの手です。新品で買うことはもちろん、中古で買えば最低限の機能を持ったスマホを手に入れることができます。

関連記事:フィリピンでSIMフリー中古スマホを買う方法【安心・簡単・激安】

SIMロックは解除できる

今回は③の現地SIMを使用するために必要なSIMフリースマホについてお伝えします。すでにお持ちのスマホがSIMフリーという方はいいのですが、わたしのようにSIMロックのかかったスマホをお持ちの方は現地SIMを利用する前に”SIMロックの解除”が必要になります。

そもそもSIMフリーってなに?

SIMフリーってなんですか?

SIMフリーとは『キャリアに縛られずSIMカードを入れ替えるだけで、どこの通信業者でも契約できる状態』のことを指し、契約の形態ではなく、あくまでもスマホそのものの状態のことです。

日本では2015年5月よりSIMロック解除が義務化され、携帯電話を買い換えなくても大手キャリアから格安SIM業者への乗り換えが簡単にできるようになりました。また、海外旅行時などに現地SIMを購入することにより、外国のキャリアの利用が可能になります。

しかし大手キャリア(Docomo、au、Softbank)では、スマホ端末を含めた契約の際、購入時での申請、もしくは一定期間たった後の申請でしかSIMロックが解除できません。

SIMロック解除の方法

SIMロックはどうやって解除するの?

SIMロック解除の方法にはいくつかあります。

①通信キャリアの窓口、またはオンラインで解除する

機種によっては通信会社で比較的安く、SIMロックを解除できます。まずはご利用のキャリアにお問い合わせすることをおすすめします。

参考:大手各キャリアSIMロック解除に関するWebページ

Docomo:https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/unlock_dcm/

au:https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

Softbank:https://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/

②SIMロック解除アダプターを使って自力で行う

SIMロック解除アダプター(通称シム下駄)という基盤を購入して自身で設置設定する方法です。基盤の価格は1,000円〜3,000円と比較的安いのですが、精密機器のため破損しやすく安定しません。突然SIMロックが掛かったり、スマホが正常に機能しなくなることがあります。こちらはあまりおススメできませんので、トライする場合は自己責任でお願い致します。

③ファクトリーアンロックを行う

専門の業者に製造番号などの詳細を送ることで、遠隔操作によりSIMロックを解除するという方法です。価格は業者や機種によってさまざまで、10,000円〜50,000円と比較的高額です。また解除に日数がかかり、30日〜半年、1年かかったという事例もあります。サービスは携帯製造会社によるものではありません。利用する場合は②同様、自己責任で行ってください。

ファクトリーアンロックを試してみた!〜THE IMEI UNLOCK編〜

実は私、オーストラリア滞在中にファクトリーアンロックを試してみたことがあります。Mobee Solutions というオースオラリアの会社でTHE IMEI UNLOCKというサイト名で検索ヒットします。

サイトはこちら→http://www.theimeiunlock.com

ファクトリーアンロックの結果

ファクトリーアンロックを試してみた!ワクワク

ファクトリーアンロックを試してみた!変化があった?

ファクトリーアンロックを試してみた!様子がおかしい

ファクトリーアンロックを試してみた!失敗だ

結論から言うと失敗しました!

2016年の10月に申し込んですぐ支払い完了の連絡だけ来て、その後なんの連絡もありませんでした。注文したのはiPhone6のアンロックで金額は79ポンド=約11,520円(2016年10月時点)でした。注文後コンタクトを試みたのですが、メールは送っても返ってきてしまい、電話番号は表示されておらず、Skypeで連絡を取ろうとしても向こうからアカウントの承認がおりず、話すことができませんでした。いろんなサイトでこの会社のサービスのレビューも確認してみたのですが、成功した人も音沙汰のない人もいてどれを信じて良いのかわかりませんでした。結局なんの連絡手段もなく、オーストラリアの消費者センターに報告のメールをしました。

オーストラリアの消費者センターにメールするも…

オーストラリア消費者センターは何もしてくれない!

しかし、彼らもなんの対応もしてくれず・・・。

結局泣き寝入りする結果になってしまいました。このような悪徳業者には十分にご注意ください!オーストラリアでは現地で安いスマホを購入してiPhoneと2台持ちをしていたのですが、SNSやカメラはiPhone、電話やテキストは現地スマホという生活は想像以上に不便でした。

ファクトリーアンロックを試してみた!〜小龍茶館編〜

ファクトリーアンロックを試してみた! 〜小龍茶館編〜

フィリピンに来てから、オーストラリアのSIMフリースマホにフィリピンのSIMを入れてみたのですが機能せず(SIMフリースマホといっても全ての製品が世界中で使えるわけではないようです)、懲りずにもう一度別の会社でアンロックを試してみました!

次は失敗しまいといろいろレビューを確認して、評価の高い“小龍茶館”というサイトを運営している香港小龍科技有限公司という会社で申し込んでみました。

サイトはこちら→https://xiaolongchakan.com

今度は大丈夫!?

こちらではiPhone/iPad製品のアンロックを受け付けており、代表は日本人の方のようです。申し込みは簡単で、フォームに必要事項を記入して送信ボタンを押すだけです。わたしはdocomoのiPhone6で金額は17,800円でした(現在docomoキャリアの製品は受け付け中止)。支払いはPayPalで行いました。お申し込みの際の注意事項がありますので注文前にご自身でよくご確認ください!

ファクトリーアンロック申し込みの際の確認事項

  • 納期は不確定要素
  • Apple公式修理で交換したことがある端末は、解除できない可能性がある
  • 内部を改造されている端末は解除できない可能性がある

サイト内では『通常納期は着金後5-15営業日ですが、納期は不確定要素で変動しますので保証できません。※これまで半年以上お待たせしている方がいらっしゃいました。またそれ以上かかる可能性もあります。』との案内がありました。しかも、納期についての問い合わせには一切答えられないそうです。したがって、急ぎの方にはおすすめしません。また、こちらはAppleの公式サービスではありません。いかなるトラブルが起きても対応できないことがあるということを念頭においてください。

わたしのiPhoneの場合

やっぱりファクトリーアンロックできない!

わたしがサービスを申し込んでからそれからかれこれ2ヶ月が経とうとしていますが、いまだにロック解除完了の連絡がありません。日本に戻ったら格安SIMを買って、今のiPhoneを使用しようと思っているので、なんとしてもアンロックを成功させたいのです。Appleに勤めている友達に聞いたところ、「アンロックのサービスは不確実な場合も多く、通常30,000円以上するもの」だそうで、安価なサービスには注意が必要とのことでした。また、素人がロックを解除するのは難しいため、SIMロックされている古いスマホは専門業者に売って、SIMフリーの新しいiPhoneまたはスマホを買うことをおすすめされました。買取業者は買い取った携帯を中国などに送り、SIMロックを解除して売るそうです。

まとめ

ファクトリーアンロックは失敗しました!

ファクトリーアンロックを試したら2ヶ月経ってもまだ待たされている!

フィリピンに滞在している間はSIMロック解除成功の連絡を待ち、連絡がない場合は返金手続きをしようと思っています。小龍茶館ではお支払い後の全額返金サービスを行っていますが(手数料別)、わたしには成功を祈ることしかできません…。はじめからSIMフリーの携帯電話を買わなかったことをかなり後悔しています。

もしお持ちの携帯電話がSIMフリーでない場合はファクトリーアンロックという方法もありますが、リスクが伴うのでウェブサイトの注意事項やレビューなどを確認してご自身の判断で行ってください。アンロックの結果はこちらのページから追ってご報告します!

2017年12月19日追記

本記事投稿から5ヶ月経過しましたが、SIMロック解除を注文した小龍茶館からは未だになんの連絡もありません。もうあきらめます・・・。HPには全額返金サービスがあるとのことなので、問い合わせてみようと思います。このような面倒な事態を避けるためにも、これからスマートフォンご購入もしくは買い替え予定の方は是非SIMフリースマホをゲットしましょう!