【英語ができない人は日本語も苦手?】英語上達の近道!論理的思考と英語脳の関係について調べてみた

論理的思考と英語脳

こんにちは!アシスタントマネージャーのです。先週はお正月休みの影響で土曜日に全生徒対象の補講が行われました。今週はお休みが日曜日のみだったので、わたしはおとなしく勉強したり、動画を見たり、部屋でゆっくり過ごしました。今週はたくさんの生徒さんが入学されたり、新しい先生たちが仲間入りしたりアカデミーもにぎやかになるのでこれからが楽しみです。

さて、今回は論理的思考(話を単純に分かりやすくすること)と英語脳のお話。海外で生活してみるまで気づかなかったのですが、英語特にスピーキングの上達が早い方にはある特徴があります。何だかわかりますか?それは日本語が得意ということ。『日本人なんだから日本語が得意なのは当たり前でしょ!』と思ったそこのあなた!それがそうでもないのです。あなたの周りにも「話が長くて要点が掴みづらい」「話が回りくどい」「結局何を言いたいのか伝わらない」「物事を順序立てて説明するのが苦手」と感じる人はいませんか?そういう方は英語の伸びも遅いと感じます。つまり、話を簡単に伝えられる、論理的思考を持っている方は英語でのスピーキング能力も高いのです。

話が伝わりにくい人の特徴とは?

話が伝わらない人の特徴

日本語でも話がうまく伝わらない方の特徴を見てみましょう。当てはまる項目が多い方は要チェックです!

  • 結論からでなく、過程から話す
  • 話が長い
  • こそあど(これ、それ、あれ、どれ)言葉を多用する
  • 質問されたことの返答ではなく、自分の話したいことを話す
  • 全体の概要からでなく、詳細から説明する
  • 主語を省く
  • 曖昧な表現を多用する

などが挙げられます。他にも、そもそも相手の話を聞いていなかったり、早口であったり、緊張した状況だと、話したい内容がうまく伝わりません。わたしも外国人と接する機会があまりなかった頃は「英語で話さなければ!」というプレッシャーで言いたいことを自分の中で整理する前に話始めてしまったがために、うまく要点を得られず、伝わらないということがありました。まずは落ち着くということも大切です。

話が伝わりやすい人ってどんな人?

話が伝わりやすい人の特徴

次に日本語でも話し方が上手な人の特徴を見てみましょう。

  • 結論から話す
  • 話が短い
  • 概要から話す
  • 曖昧な表現を避ける
  • 例えを出す
  • 余計なことは言わない
  • 重要な特徴のみを強調する

などが挙げられます。このような特徴をみてみると、さらに話が上手な人の特徴と英語との関係が深いことがわかります。

例えば、英語では最初に結論を述べてから理由の説明をします。また、文章を作る際は主語を必ず示します。物事を説明する際も、関係代名詞を使って概要→詳細の順で説明します。つまり、分かりやすい話し方は英文の組み立てにも役に立つのです。

どうすれば話上手な人になれる?

話上手と話下手の違い

以上を踏まえて、前項で示した話が上手な人の特徴を日本語でも意識して会話してみましょう。人に伝える際はできるだけ話を短く、簡潔に。結論や要点、概要から話す事を心がけてみましょう。日本語の場合、時に主語が不要ですが分かりにくい場合もあるので、主語を省かないようにしましょう。また、こそあど言葉をできるだけ避け、具体的名称を用いるようにすると格段に話が伝わりやすくなります。

まとめ:スピーキング上達の近道!伝わる英語ってなんだろう?

日本語を英語にするには

英語のスピーキングスキルが高い人の特徴として主に2種類あると思います。ひとつはコミュニケーション能力が高い人、もうひとつは話を簡単にして、それを頭の中で瞬時に英語に変換できる人。どちらも備えている方もいますし、どちらもある程度必要だと思います。

英語を話す時は頭の中で言いたいことを日本語→英語に変換していると思うのですが、その作業を簡単な日本語→英語にするともっと早く言葉にすることができます。しかもシンプルな文章になるため相手に伝わりやすいです。慣れてくると、簡単な文章なら変換せずに言葉にできるようになってきますし、少し複雑に関係代名詞を使ったりできるようになってきます。はじめはトレーニングと思って、まずはシンプルな日本語を使うようにしてから英語に変換しましょう。加えて、普段から会話や読書などを通して理解力を高める努力をすることも必要だと思います。

例えば、

  • 相手の話をきちんと聞く
  • 思い込みを持たずに柔軟に対応する 
  • 先走って勝手に解釈しない
  • わからないことを放置しないですぐに調べる

相手に分かりやすく話すテクニックと同時にこれらのことに気をつけるとコミュニケーションが円滑に進みます。これは英語であっても同じで、わたし自身も自己紹介の際に自分のことを伝えることにいっぱいいっぱいになって、相手の名前を覚えていないなんてことがよくありました。聞くということもコミュニケーションのひとつなのです。たくさん詰め込んでしまいましたが、これらのうちのいくつでもいいので、普段から相手に伝わりやすく話してみる、理解力を高める努力をすることであなたのスピーキング力も格段にアップします!ぜひ実践してみてください。