あけましておめでとうございます!A&JアシスタントマネージャーのNaruです。2018年になりましたね。みなさん、どのような年末年始をお過ごしになられたでしょうか?こたつでみかんとか、家族で紅白歌合戦とか、年越しそばやおせち、おしるこ、甘酒…羨ましすぎる!わたしはここ3年、日本でお正月を迎えられていないので、そろそろ日本のお正月が恋しくなってきています。実家にもちつきマシーンがあるので、年末になるとおもちを作るのですが、今年はごまきな粉とすりおろしピーナッツの新フレーバーが仲間入りしたらしく、もち愛好家のわたしからすると写真を見ているだけで生き地獄です。
とはいうものの、海外にも海外の年越しがあります。大晦日は学校の生徒や先生とバギオの街に出かけて、みんなでごはんを食べ、カウントダウンの花火を見て、お酒を飲んで、新年のお祝いをしました。フィリピンの人々も年末は田舎に帰るらしく、いくつかのレストランやパブ、ボーリング場などは閉店しており、中心街の道路もいつもほど混雑していませんでした。フィリピンのお正月には大きな音を立てて悪運を追い払うという風習があるそうです。街のいたるところで、屋台の売り子さんがおもちゃのラッパや笛のようなものを大音量で吹きながら売っていて、街は騒がしさを増していました。A&Jもみなさまに留学やフィリピン・バギオのことを少しでも知っていただけるよう邁進してまいりますので、今年も宜しくお願い致します。
さて、新年初回はチャレンジ企画!A&JアシスタントマネージャーのわたくしNaruが、3月の本試験でTOEIC900点獲得を目指します。題して【TOEIC900への道~Road to TOEIC900~】年明けに新たな学習の目標を“3月のTOEIC試験で850点を獲得する”としたのですが、ゼネラルマネージャーのJoseph氏に
『何をふやけたシリアルみたいな事を言ってるんだ!』
とアメリカドラマ風の喝を入れられ、しぶしぶ目標を900点にしました(はじめ950点と言われました)。
そこで今回は企画スタートに先立ち、わたしのTOEIC遍歴やテスト概要などをご紹介したいと思います。これからTOEIC受験を考えている方は是非参考にしてみてください。
わたしのTOEICの歩み
初めてのTOEICは2005年で、大学で学生全員が強制的に受けさせられるものでした。結果はよく覚えていませんが400点なかったと思います。その後は英語学習ともTOEICともしばらく離れていました。2年間のオーストラリアでのワーホリを経て、そのままフィリピンに渡り、そこで人生2度目のTOEIC試験は2017年の10月で、結果は815点でした。その試験のための試験勉強は4ヶ月ほどで、毎日2時間のマンツーマン授業と自主学習を毎日1~2時間程度していました。その4ヶ月間での得点の推移をご紹介します。
6〜7月ではリーディングとリスニングの模擬テストを行ったので比較的高めの得点率になっています(リスニングの方が得意なので)。8〜10月の模擬テストはリーディングのみですが、全体的に得点率は上がっています。これをTOEICの点数に換算すると、この4ヶ月間の模擬テストで665点から855点くらいに上がりました(990点満点中)。
なぜいまTOEICなのか?
なぜいまTOEICを受けるのでしょうか?ズバリ転職のためです!日本で英語試験といえばTOEICです。欧米諸国や他アジア諸国ではIELTSが主流ですが、日本では共通の判断基準がTOEICのみで、例えばわたしが「IELTS7.0持っています!」と言っても、あまりピンとこないのです。わたしが受けているのはTOEIC Listening&Readingなので、スピーキングとライティングがどれくらいのレベルかの証明はできませんが、企業にある程度の英語知識があることは証明できるので、採用への裏付けや希望部署配属への加算ポイントにはなります。企業によっては募集要項にTOEIC750点以上や800点以上という条件を設けているところもありますが、ほとんどはもっていると有利なアピールポイントという捉え方で良いと思います。
ただわたしの場合、3年近く海外で生活していてなんの英語力の証明も出来ないと悲しいので何かしらの自分の力の証明ができるものが欲しいと思い、挑戦することにしました。
受験する場所で試験内容が違う?
2016年5月から試験内容が新形式に変更になっています。変更点を簡単に言うと、Part1〜Part7までの全体の問題数は同じなのですが、比較的難しい問題が増えて簡単な問題が減ったという感じです。大きな変化はありません。しかし、この変更が適応されるのは日本と韓国のみで、その他の国では2018年4月からの施行を予定されています。つまり形式変更前の今、フィリピンでは旧形式での受験が出来るのです。どちらの模擬試験も受けことがありますが、わたしの場合旧形式の方が高得点を取れるので、フィリピンにいる間に受験をしてしまおうと考えました。これから試験勉強をされる方は、どこでいつ受験するかを決めてから新形式か旧形式での試験対策を選びましょう。
知ってるようで知らないTOEICの採点方法
リスニングとリーディングで各495点、合計で990点満点です。採点方法は受験者全員の正解率を基準としており、1問何点という配分ではありません。TOEICスコアは全ての答案が集計されてから統計処理によって点数が決められるため、正答率によってスコアが変動することがあるそうです。簡単にいうと偏差値のようなもので、全体の受験者にとって難易度の違う問題でどれくらいの正答率があるかで点数が変わります。詳しい採点方法は公にされていないためわかりません。ETS(TOEIC試験を実施している機関)は「難易度の調整をしているので特に難しくなるわけではない」と発表しているのですが、試験当日の周りの受験者にも点数を左右されるので、得点には運も少しは関係すると言えそうです。
わたしのTOEIC学習計画
リスニングに関してはコンスタントに90%くらいの正答率なのですが、リーディングに関しては75%ほどと低いです。特にPart5の語彙、品詞、前置詞などを問われる文法問題が苦手です。なので、今はETSのTOEIC Part5,6というテキストで学習しています。練習問題を解いて、先生から間違えた問題について解説を聞くという形です。
語彙についても毎日30~60分程度携帯アプリを使って覚えるようにしています。単語本もあるのですが、覚えるという作業がどうも苦手で、アプリを使ってゲーム感覚で新たなボキャブラリーを構築しています。すぐに結果が表れるわけではないので、とりあえず1ヶ月くらいはこれで様子を見て計画も修正していこうと思います。模擬テストも週1回程度、自分で定期的に実施していく予定です。
まとめ:攻略ポイントは◯◯!
わたしの思うTOEICの難しいところはタイムプレッシャーです。今までたくさんの模擬試験を受けましたが、恥ずかしながら1度として制限時間内に全問解き切れたことがありません。リーディングの問題自体はIELTSなどに比べるとひねりは少なく、比較的正解を導きやすい問題になっていると思います。とはいえ、2.5ヶ月で85ポイントあげるというのは高いハードルです。TOEIC800点の時点から900点獲得を目指す場合、500〜600時間の学習が必要というデータを見つけました。2.5ヶ月で達成するとなると、1日7時間程度の学習が必要です。今のわたしの生活スタイルだと1日に勉強できる時間はせいぜい4〜5時間、土日を使って補填しても足りません。そこで重要になってくるのが、効率の良い学習方法です。隙間時間を利用したり、攻略テクニックも心得ないといけません(暗記ものは小分けに勉強すると記憶に定着しやすいです)。こちらのブログでも、学習法の紹介や模擬テストの得点経過情報などを更新していこうと思います。ガチの挑戦なので、目標を達成できない可能性もありますが、ベストを尽くします!乞うご期待!
*2018年2月2日追記
TOEIC900チャレンジの続報記事を書きました!