【英語学習編】フィリピン・バギオ留学の疑問トップ30くらいに答えてみた

フィリピン留学・バギオ留学の疑問トップ30くらいに答えます~英語学習編~

こんにちは!A&JアシスタントマネージャーのNaruです。先週は新入生のピックアップのためマニラに行ってきました。ひとりでマニラに来るのは初めてでドキドキしていたのですが、大きなトラブルもなく無事帰ってこられました。マニラに降りたのは夜でしたが、暑くて、動いていなくても汗をじっとりかく気温でした。マニラには要塞や大聖堂、さまざまな歴史博物館や美術館、教会などがたくさんあるようで、次回は観光もしてみたいなと思いました。しかし、バギオに戻ると涼しく、流しのタクシーも安心して拾えるので、帰ってきたときの安心感はなかったです。

さて、今回はフィリピン・バギオ留学の疑問トップ30くらいに答えてみた。第三弾の英語学習編です。みなさんが留学する前に知っておきたい英語のことについてお答えします。

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フィリピン留学でどういうスキルが身につくの?

フィリピン留学でどんなスキルが身に着くの?

一般英語のコースではスピーキング、リスニング、ライティング、リーディング、グラマーの基本的なスキルの他にも、発音矯正やボキャブラリーや表現などの科目を自由に選んで学習することが出来ます。ご自身の留学の目的に合わせて、必要なスキルをカスタマイズすることが可能です。

留学に適切な期間ってどれくらい?

留学に適切な期間

個人のスタート地点の英語力と目標とするレベルから留学期間を設定しましょう。一般英語コースの場合、学校によって初級から上級まで6~12段階でレベル分けがされています。通常ひとつレベルを上げるのに1〜1.5ヶ月を要します。英語初心者の方に関しては学校や現地の生活に慣れるのに2〜3週間、簡単な聞き取りや会話ができるようになるのに2〜3ヶ月かかると思います。個人的には3ヶ月くらいすると、勉強や生活に慣れすぎてしまって中だるみ期間が発生するので、長期留学をお考えの方はいちど旅行などでリフレッシュするか、他の場所に移るなどの対処をとると飽きずに勉強できると思います。

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「英語で英語を学ぶ」ってできるの?

英語で英語を学ぶ

ご安心ください。なんとかなります!はじめは『英語を英語で学ぶなんて、全然初心者の自分にとっては不安』と思われるかもしれませんが、これが英語を習得するための近道です。講師たちは日本語を話せませんので、授業中の英文法やわからない単語などは全て英語で説明します。別の単語を使ったり、画像や絵で説明したり、例文を用いたりとさまざまな手法を使います。はじめは英語での文法用語に慣れないと思いますが、日本語では存在しない英語の表現や感情の表し方を覚えると、“言いたいことが日本語で出てこない”という状況が発生することがあります。

フィリピン人の英語ってなまりがある?

フィリピン人英語はなまりがあるの?

あります。しかし、気にするレベルのものではありません。特に当校では英語教育経験者のみを講師として採用しているので、講師たちは皆教育のプロです。発音矯正についても例外ではありません。街にでて一般の方々と比べるとわかるのですが、タクシードライバーやレストランのウエイトレスなど、フィリピンではほとんどの方が日常会話を問題なく英語でこなしますが、発音についてはわかりにくい(わたしたちが聞き慣れている英語でない)場合もあります。しかし、それがわたしたちの発音に大きく影響するということはありません。

A&Jの講師が英語を話す動画をご紹介します。一度ご覧になってみてください。なまりはほとんど気にならないレベルです。

世界人口約70億人のうち、25%の約17.5%億人が英語人口と言われています。そのうちの約22%がネイティブスプーカーで、約78%が非ネイティブスピーカーです。つまり、英語を話す78%の人はなんらかのなまりがある可能性があるということです。英語を学習する上で、さまざまな英語に触れておくということは大切です。オーストラリアで留学をしていたときも、同じオーストラリア人でもさまざまなバックグランドを持っており、住んでいる地域や年齢によっても発音やイントネーションに大きな違いがありました。留学生活でもネイティブスピーカーより非ネイティブスピーカーと英語で会話する機会の方が格段に多く、さまざまな英語を吸収することも英語を習得する上では不可欠です。

どんなコースがあるの?

どんなコースがあるの?

一般英語コースのほかにも、TOEICやIELTSなどの資格取得コース、ワーキングホリデー準備コースがあります。ワーキングホリデーコースでは英語面接の練習や履歴書の書き方、接客英語を学べ、さらに現地レストランにてウエイトスタッフとして就業体験もできます。ワーホリで欧米に留学したのち、すぐに現地で働けるお手伝いをします。また、資格取得コース、ワーホリ準備コースでは保証コースも用意しており、設定期間内に目標レベルに達しない場合は授業料無料で滞在を延長することができます。(その場合の宿泊費は含まれません。また、保証コース適用の場合は小テストと一部模擬テスト、ライティングアセスメントが必須になります。)

オプションクラスってあるの?

オプションクラス

あります。放課後に2コマのオプションナイトクラスと日本人のみの音読クラスをご用意しております。フィリピン人講師とネイティブ講師の授業が各1コマで、ディスカッションや英語表現、ゲームなどを通してグループ授業を行います。参加は自由で、参加希望者は授業開始2時間前までに掲示板にある予定表に自分の名前を書けば準備完了です。普段はマンツーマン授業がメインなので、自分の担当以外の講師の授業を体験したり、他の生徒との横のつながりができる良いチャンスでもあります。特に日本人は人前で発言すること、自分の意見を述べることがあまり得意でない人が多いので、グループクラスは自分を表現する良いトレーニングになります。日本人クラスでは主に音読を行っており、発音やイントネーションの矯正、ネイティブが使う英語表現などが学べます。

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オプションクラスの他にも、朝夕にディクテーション(英語音声の聞き取り&書取り)テストとボキャブラリーテストがあり、リスニングと語彙のスキル構築を図ります。

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テストってあるの?

テストはあるの?

あります。当校では2週間に1度の理解度を確認するテストと、月に1度のレベル判定テストがあります。2週間に1度のテストでは担当講師が個別にテストを作成し、生徒の習熟度を図ります。月に1度のテストでは対象の生徒全員にレベル別のテストを実施し、規定以上の得点が取れた場合はレベルアップができます。また、成績優秀者には副賞が与えられます。

スパルタとセミスパルタってどう違うの?

スパルタとセミスパルタ

スパルタの学校は基本的に平日外出禁止や、ナイトクラスの強制参加や強制自習があり、時間の制限が強いようです。EOP(母国語禁止)制度を採用している学校もあり、学校の規則を破ると強制自習や罰金などのペナルティが課されます。セミスパルタの場合は門限があるものの、平日も外出可能で、ナイトクラスの強制参加や強制自習はありません。またA&Jの保証コースの場合、毎日行われるディクテーションと単語の小テストの参加が必須となっております。保証コース以外の場合は初めの4週間が必須で、5週間目からの参加は任意となります。自己管理が得意でない方、勉強のみを目的としている方にはスパスタが、自分のペースで勉強したい、勉強する教科を自由に組みたいという方にはセミスパルタがおすすめです。

日本語で書かれた英語の参考書って必要?

英語の参考書は必要?

初心者で英語に自信のない方は1冊持っていると良いと思います。もちろん授業中に疑問点を全てクリアにすることが目標なのですが、英語初心者だと講師の説明が100%分からない場合があります。予習や復習時に日本語の参考書があると、ひとりで確認する時に便利です。施設内ではWIFIも使えるので、インターネットを使用して疑問点だけ確認するのも有効だと思います。中級以上の英語力がある方は英英辞典や英語で書かれている教科書でも理解可能だと思うので、現地で手に入るテキストがあれば日本語の参考書は必要ないと思います。また当校では日本語参考書の無料貸し出しをしておりますので、お気軽にお申し付けください。 

電子辞書って要るの?

電子辞書は本当に必要?

持参をおすすめします。しかし、お持ちでない場合は携帯電話にオフラインで使える有料の辞典アプリを入れるのもひとつの手です。英単語には同じ単語でも複数の違う意味や使い方があり、やはりきちんと理解し、類義語や対義語、名詞や動詞での使い分け、例文を確認するためには電子辞書があると便利です。もし電子辞書をお持ちでなく、購入する予定もないのであれば、携帯電話にオフラインで使える有料の辞典アプリを入れると良いと思います。荷物が増えるのを避けたい、いつでもどこでも疑問に思った時に辞書を引きたいという場合にはとても便利です。無料の携帯アプリの英語辞典もありますが、収録語彙数が少なかったり、語彙の説明が不十分だったり、発音が分からない、オフラインで利用できないなどのデメリットがあります。

関連記事:【電子辞書を持ってこなかった人必見!】役立つスマホ英語辞書アプリまとめ

事前に勉強しておいたほうがいいことはある?

事前学習は必要?

もちろんあります!それは「英単語」と「中学校で習う基本的な英文法」です。わたしの場合留学前に英語学習のブランクがあったため、中学英語の本を2冊程買ってざっと復習してから渡航しました。基本的な土台が少しでもあることで、現地でのスタートレベルのボトムアップができますし、外国人と簡単なコミュニーケーションが取れると単純に英語の勉強が楽しくなります。また現地では英語を英語で学びます。講師からの解説や教科書は全て英語を使って行われるため、基本的な文法用語を英語で整理しておくと必ず授業中に役に立ちます。加えて、フィリピンの文化・風習・歴史などを少し調べておくと良いと思います。フィリピンは歴史上日本とも関わりのある国です。外国へ行く際は現地人に対しても敬意を払い、その国の基本情報を知っておくことは大切だと思います。

参考記事:【留学前の心得】後悔しないために事前準備が必要なほんとうの理由(外部リンク) 

上記参考記事はA&JゼネラルマネージャーのJosephがフィリピンのメディアサイトに寄稿したものです。

まとめ

英語を学ぶことって楽しい

成功する留学のカギは事前学習と適応力!

こちらに留学される方の多くは初めての留学または英語学習初心者です。『ペラペラに喋れるようになりたい!』と、希望を抱いて来られる方も多いのですが、英語の勉強は結構地味です。スピーキングができるようになりたいからと言って、スピーキングの授業だけを受けていても伸びません。スピーキングを伸ばすためには文法やボキャブラリー、リスニングやコミュニケーションスキルも必要なのです。現地でスピーキングを早く伸ばしたい場合にも渡航前の事前学習はすごく役に立ちます。基本的な文法や語彙の構築は日本でひとりでもできますし、継続的に勉強することで記憶した英語も定着します。また現地での適応力というのも大切で、外国での英語学習の方法を受け入れる→慣れる→体得する、というサイクルに順応できると成長も早いと思います。また、英語と日本語の文の構成は全く違うため、“結論から話す”や“簡潔に話す”ということを意識すると相手に伝わりやすい会話の助けになります。これらを参考にして、ご自身の満足のゆく留学を計画しましょう!